RPGという言葉について、ゲームとあまり縁のない人でも誰もが1度は耳にしたことがあると思います。RPG=ロールプレイングゲームの略です。
RPGではゲームのプレイヤーが各々決められたキャラクターをコントロールし、設定された状況において障壁を乗り越えながらゲームのクリアを目指していきます。こういったゲームでは主に1人ではなく、他のプレイヤーと協力しながら進めていくゲームであることが多いようです。
有名なRPGとしては「ファイナルファンタジー」「ドラゴンクエスト」等が挙げられ、多くのゲームファンを魅了しています。
今回はRPGの技術の進化と今後の展望について紹介します。
RPGテクノロジーの歴史
RPGはそのストーリーの複雑性からも人気があるわけですが、その裏では様々なテクノロジーが駆使されています。
RPGという概念が世界にはじめて登場したのは1980年前後と言われています。TVゲームではなくパソコンゲームであり、コンピュータRPGと呼ばれていました。当時は画面が2DタイプのRPG『ウルティマ』、3DタイプのRPG『ウィザードリィ』がRPGの2大ゲームでした。
その後80年代前半に、よりストーリー設定が詳細で複雑になりプレイヤー自身がヒントを探し出しながら進めていくRPGが多く登場し始めます。日本では『ザ・ブラックオニキス』というコンピュータRPGが国内RPGの元祖といわれています。
この時期のRPGではシステムの進歩がまだまだ未熟であったため、戦闘の手段は武器での攻撃のみで今ではメジャーな魔法などは存在しませんでした。一方でこの頃プレイヤーのライフや経験値などをバーで表示する作りも誕生しました。
1986年頃になると家庭用ゲーム機であるファミコンにもRPGが登場します。今でも人気な「ゼルダの伝説」「ドラゴンクエスト」はこの頃に産まれ、RPGの2大人気ゲームでした。
その後も「桃太郎伝説」などが登場し、コマンドによる戦闘、エンカウント方式であるRPGが急激に成長していきます。さらには時代と共にゲームのグラフィック面が凄まじい進歩を遂げ、カジ旅のデータが示すようにRPGはより臨場感を楽しめるゲームへとなっていきました。
RPGの将来
RPGの将来はテクノロジーの進化と共により素晴らしい内容に進化していくことが期待されます。
AIの進化
AIテクノロジーの進化はゲームの領域に増々取り入れられ、ますます面白いゲームの開発に役立てられています。
人気ゲームの開発で知られているエレクトロニック・アーツはカナダのブリティッシュコロンビア大学と協力し、AIの手法を開発に取り入れる実験を始めています。この試みによりアニメーションの作成を手作業でなく自動化することが可能となることが期待されています。
それによりコストが削減され、RPGの複雑なゲームでもさらにグラフィックをリアルに進化させることができると考えられます。
その他にAIの技術を応用してより複雑なストーリー作成が可能になっていくとも言われており、AIが進化するにつてRPGもより複雑で個々のプレイヤーに応じた楽しい内容になっていくことが期待できます。
VRの進化
VR(バーチャルリアリティ)もRPGと非常に親和性が高く、VRの進化はRPGの成長と紐付いています。
現在ではすでにベストを含む着用型アクセアリーの「Tactsuit」シリーズも発表されています。このシリーズではベストを着て振動するパーツを装着すれば、まるでプレイヤーがSWATの一員のような体格に化すことができます。さらにこれを着ながらバトルロワイヤルゲームなどをプレイすると、強力な衝撃をリアルに感じることができます。
このような技術を応用すれば、すでにあるRPGをより臨場感を感じながらまるで本当にストーリーの世界に入ったかのように楽しむことが可能になってくるでしょう。
最後に
RPGの技術の進化と今後の展望について、いかがでしたでしょうか。
私もゲームが大好きな人間なので、これからさらにゲームが進化していくと思うとワクワクが止まりません!RPGテクノロジーが進化して、今以上にゲームを楽しめる世の中になると良いですね。