乾燥する時期になると喉が痛くなってしまう方も多いと思います。私もそうなのですが、原因の一つが睡眠時の口呼吸です。
寝ている間の口呼吸を抑える商品として「鼻呼吸テープ」というものがあることをご存知でしょうか。でも睡眠時に口をテープで止めたら、寝苦しいだけじゃなくて下手したら死んじゃうんじゃないの(笑)?って心配にもなりますよね。
私も怖くてなかなか手を出さなかったのですが、年々喉の痛みが増しているので思い切って試してみることにしました。
今回は話題の鼻呼吸テープを試してみた効果と感想を紹介します。
就寝時の口呼吸はなぜ良くないのか
就寝時に口呼吸になっていると、口内が乾燥してノドを痛め、風邪もひきやすくなってしまいます。
さらに仰向きの状態で寝ていると口をあけていると、舌が重力でノドの方に落ちて空気の通り道である気道が狭くなり、いびきの原因にもなるそうです。
「睡眠について調べてみると、口呼吸が悪影響を与えていることが分かった。杏林大学医学部付属病院の中島亨医師が、いびきや睡眠時無呼吸症候群の治療で口閉じテープをすすめていることもヒントになった」と、小林製薬 日用品事業部マーケティング部新製品開発グループの岩沢佳尚氏は話す。
例えば、いびきは鼻やのどを空気が通るときに粘膜が振動して音が鳴る現象をいうが、原因は肥満や加齢、飲酒、疲労だけではないという。口を開けて寝ると舌の付け根が落ち込み、呼吸するための空気の通り道が狭くなっていびきが発生する。また、口を開けていると口内から水分が蒸発するため、口やのどが乾燥し、朝目覚めたときに不快に感じる。同社が2016年に20~69歳男女を対象に実施したインターネット調査によると、「口呼吸をしている」と答えた人は37%もいたという。
口呼吸は百害あって一利なしのようです。
意外と種類が豊富な鼻呼吸テープ
そこで生まれた商品が口呼吸を防止して強制的に鼻呼吸に変える「鼻呼吸テープ」です。
調べてみると「ナイトミン 鼻呼吸テープ
とりあえず私は初めての鼻呼吸テープなので、安価なセレブリーズを購入して試してみたところ…想像以上に効果がありました。
初日はさすがにちょっと苦しさを感じましたが、2・3日目からは快眠そのもの。朝の喉の痛みが驚くほど軽減されるようになりました。妻によると、いびきもほとんどなくなったとのこと。
喉のケアには加湿器やマスクなどを使っている人も多いと思いますが、睡眠時の対策としては鼻呼吸テープがもっとも効果的だと思います。
鼻呼吸テープの問題は価格
さて、鼻呼吸テープを使っていくにあたり、気になるのが価格です。私が購入したセレブリーズは30枚で599円。ナイトミンに至っては15枚で862円(定価)もします。
いやいや、でもこれ、ただの布(テープ)だぜ!?
たしかに、形状やかぶれにくい素材を使うなど、各社工夫を凝らしているようですが…言っても
年数回使う程度なら数百円の出費は問題ないですが、毎日使うものとなるとじわじわ家計に響きます。
ということで、代替アイテムを探してみることにしました。
代替商品のおすすめは?
鼻呼吸テープの代替品となる条件としては「価格が安い」「テープの幅がそれなりにある」「肌にやさしい」「粘着力がそれなりにある(強すぎない)」などが挙げられます。
以上の条件を満たすものを探したところ、Amazonで「ニチバン 低刺激巻ばんそう膏 スキナゲート」
口コミを見てみると、この商品を鼻呼吸テープの代わりに使っている人が沢山いる様子。幅は25mm、肌に優しく粘着力もそれなりで、価格は336円(7m)。条件にも合致しています。
善は急げということで、早速Amazonで注文して試してみました。
たかが布とか言っちゃいましたが、比較してみると思ったより違いがありました(笑)
鼻呼吸専用のテープと比べるとスキナゲートはテープの伸縮が少なく硬く感じました。また粘着力も強めです。「睡眠時に口をふさぐ」という目的において差は感じませんでしたが、肌や唇への負担が少ないのは鼻呼吸専用テープだと思います。
とは言え、コスパで考えればスキナゲートは間違いなくグッドチョイス。最初は少し違和感がありましたが、慣れれば特に問題もありません。もちろん、お金に余裕がある人や代替品が不安な人は専用テープを使うといいでしょう。
どちらを使うにしても、睡眠時の口呼吸で喉の痛みなどに悩まされている方は、口をテープで止めることをおすすめします。冬の睡眠がグッと快適になりますよ!