大ヒット映画『アナと雪の女王』の原題は『Frozen』です。
人それぞれ好みや意見はあるかと思いますが、個人的にはいい邦題だと思っています。もし邦題もそのまま『フローズン』だったら…日本ではこれほど流行ってなかったかもしれません。
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大ヒットの『アナと雪の女王』 邦題に込めた思いとは
『アナ雪』の宣伝プロデューサーはこう答えています。
実は、原題『Frozen』(フローズン)とは、異なるタイトルで公開され、今回の大ヒットにつなげている。本作品の宣伝プロデューサー廣村織香さん(ウォルト・ディズニー・ジャパン)は、邦題を『アナと雪の女王』と名付けた思いを次のように話す。
「今回の作品は、ディズニー・アニメーションで初の、アナとエルサという“ダブルヒロイン”。その2人のキャラクターを伝えることができるタイトルにしたいと思っていました。原題の『Frozen』では、日本人にとってイメージしづらく、また、アナとエルサというキャラクターに関心を持ってもらうために、もっとも相応しいタイトルを、ということで『アナと雪の女王』としました。実は、すぐこのタイトルにしたい、と思ったんです」と説明した。
また、このタイトルには、もう一つの思いが込められている。「今回の作品は、アンデルセンの『雪の女王(The Snow Queen)』に着想を得て制作された作品です。ストーリー自体は、アンデルセンのものとは全く異なりますが、それでも、アンデルセンの作品を知っている人にも、興味を持ってもらえばということで“雪の女王”の言葉は残しました」と語った。
たしかに『Frozen』ではどんな映画かイメージしづらいですね。
ただ、私は映画を見る前「アナって子が主人公で雪の女王と出会う話なんだろうなー」と想像していました。ほとんどの人はタイトルからこんなイメージを持つのではないでしょうか。「ダブルヒロイン」と言いながらも、どこか「アナ=主人公」な感じがしてしまうのは私だけですかね?w
「Let it Go」の日本語訳も…
「Let it Go」の歌詞の和訳も感心しました。
「Let it Go」→「ありのままの」もスゴイと思うのですが、個人的に「おぉ…」と思ったのは最後の歌詞「The cold never bothered me anyway」。
直訳すると「寒さはもう私を悩ませたりしない」みたいな意味ですが、これを「少しも寒くないわ」とするセンスはすごいと思います!最後の扉を閉めるシーンと表情にこれ以上ないほどマッチしている和訳ではないでしょうか。
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