各家電量販店の「スマートフォンの設定代行サービス」の金額がスゴイと話題に。
これは想像していたものよりはるかにエグイ金額設定ですね…ゴクリ…(;・`д・́)
ヨドバシカメラのスマートフォン設定サービス
画像はクリックで拡大します。
GmailやBluetoothの設定で1,000円。ヨドバシはまだ良心的な方かも。
ビックカメラ(ソフマップ)のスマートフォン設定サービス
メール設定やアドレス移行、アプリのインストールのセットで通常価格は4,000円。これはなかなか…
ヤマダ電機のスマートフォン設定サービス
アプリインストール、1個1,300円!?
PCデポのTwitter設定とレクチャーサービス
Twitterの設定で5,000円…私が代わりにやってあげたい。
自分で考えないことが大きな問題
実際どれほどの需要があるのかはわかりませんが、予想を上回る金額設定に衝撃を受けたと同時に「まぁ仕方ないかな…」とも感じました。
おそらく家電量販店的にも、実際は「あまり対応したくない」というのが本音なのではないでしょうか。ただ、聞かれて突っぱねることもできないため、高めの金額設定にすることで諦めてもらうか、それでも依頼されれば高い利益率でWin-Winという考えなのではと推測します。
ネットでは「こんな設定もできないのにスマホとか持つなよ…」との声が多数。もちろんそれもあるのですが、問題は「できないなら持つな」ではなく「できるようにしない」ことかと思います。
年配の人に特に多いのが「わからないからやってくれ」と丸投げするパターン。「○○ってどうやってやるの?」と聞かれたので「説明書になんて書いてあった?」と返すと「いや、読んでないからわからない」とさらっと言ってきたりします。
いや、まず読めよとw
Twitterの場合、説明書ありませんが「Twitter 設定」「Twitter 使い方」などでググれば山ほど情報が出てきます。自分で調べて考えることを覚えてほしいというのが率直な感想です。これは私のためではなく本人のために。
今では私もそれなりにパソコンを使えますが、もちろん初めからなんでもできたわけではありません。自分で調べる習慣をつけて、少しずつ理解して、やっと人並みにわかるようになりました。人にやってもらう習慣がついてしまうと、一生自分では出来ることはありません。
設定できない人がSNSを使う危険性
Twitterの設定ができない・やらない人は、ネットという存在自体あまりよくわかっていない人だと思います。そのような人がSNSを使うと、個人情報を世界に発信してしまったり、犯罪をツイートして炎上してしまったりすることになります。
最近も未成年が酒飲みツイートをして炎上したり、カンニングを自慢して退学になったり、さらには記入した履歴書をモザイクなしでアップしてツイートした女性もいます。ここまでくると、ネット云々ではなくオツムの問題なのかもしれませんが…。Twitter上の暴言で会社の信用問題にまで発展した、有名オンラインショップの社長さんもいました。
自分で調べて設定することでなんとなく仕組みがわかり、不用意なツイートはしない方がいいということも理解できるはずです。始めは大変だとは思いますが、何でもやってもらうのではなく、まずは自分でやってみることが不要な危険に巻き込まれないための第一歩ではないでしょうか。