新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、4月7日「緊急事態宣言」が発令されました。これを受け、在宅ワーク(テレワーク・リモートワーク)を導入し始めた会社も一気に増えたと思います。
私の勤めている会社も先々週からリモートワークとなり、日々自分の部屋で仕事をしています。私は自宅に仕事をできる環境が整っていたこともあり、会社に通勤するより効率よく仕事ができているように思えます。
そんな在宅ワークについて、ある企業が調査を行ったところ、会社員の7割が「在宅ワークで無駄なコミュニケーションから解放された」との回答があったとのことです。
皆さんはこの調査結果についてどう思いますか?
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在宅ワークで無駄なコミュニケーションから解放された
情報共有ツール「Stock」を運営する株式会社リンクライブは、新型コロナウイルス感染拡大に伴うリモートワークの浸透を受け「新型コロナウイルス感染拡大に伴うリモートワークの実態」の調査結果を発表しました。
調査は4月にネット上で実施し、リモートワークを導入している20代以上の会社員から回答を得ています。
第1回新型コロナウイルス感染拡大に伴うリモートワークの実態調査
- 現在リモートワークを実施している企業のうち8割は、新型コロナ問題発生後、リモートワークを初めて導入
- リモートワークの導入に「満足」している人は、「不満」な人に比べて3倍以上
- リモートワークで、約 7 割の人々が「飲み会」等の無駄なコミュニケーションから解放されたと回答
- リモートワークにより、約8割の人々が“痛勤”のストレスからも解放されたと回答
- リモートワークによって、64%の人々がプライベートの時間を確保しやすくなっている
LINK:第1回新型コロナウイルス感染拡大に伴うリモートワークの実態調査(PDF)
第2回新型コロナウイルス感染拡大に伴うリモートワークの実態調査
- リモートワークにより、ベテラン世代の75%以上が「無駄な会議から解放された」と回答、若手世代を上回る
- リモートワークにより、ベテラン世代の7割以上が「飲みニケーション等から解放された」と回答、こちらも若手世代を上回る
- リモートワークで、半数以上の人々が「自分のペースで仕事ができるようになった」ことに魅力を感じている
- 半数以上の人々が、新型コロナ収束後もリモートワークを継続したいと回答
LINK:第2回新型コロナウイルス感染拡大に伴うリモートワークの実態調査(PDF)
新型コロナ収束後もリモートワークは続く?
調査結果は在宅ワークに対して肯定的な意見が圧倒的ですね。
私が勤めている会社は「飲みニケーション」や「無駄な会議」は少ない方だと思いますが、在宅勤務になって一人で集中できる環境になったのが非常にプラスに働いています。会社にいると、どうしても周りの雑音が耳に入ってしまい気が散ってしまうので…
いいことだらけのリモートワークですが、私が唯一デメリットだと感じているのが運動不足。ただでさえ動かない仕事なのに、通勤がなくなって本当に歩かなくなってしまいました(もちろん今は自粛中というのもありますが)。この状況が長く続くと、コロナウイルスとは別のところで健康を害してしまう気がしています。
半数以上の人が「新型コロナ収束後もリモートワークを継続したい」と回答していますが、実際はどうでしょうかね。日本人の性格上、継続するという判断ができる会社は少ない気がしますが、完全にリモートワークにしなくても、例えば「毎週水曜日は在宅の日」などとすれば、社員のストレスもずいぶん軽減されるのではないでしょうか。