先日、妻のiPhoneが派手にぶっ壊れました。タッチもフリックもできず、初期化しても途中で固まってしまいどうしようもない状態。iPhone8(7s?)の発表は間近ですが、急遽iPhone6から7に機種変更しました。
iTunesとiCloudを使ってなんとかバックアップをとり、復元しようとしたところ…「バックアップが壊れているか、復元先のiPhoneと互換性がないために、iPhoneを復元できませんでした」とのエラーが!いやー、かなり焦りました(汗)
かなり致命的なメッセージだったので半ば諦めかけましたが、試行錯誤の末、なんとか復元できたので対処法を紹介します。
関連記事:iTunesにiPhoneを接続してもデバイスを認識しない時の解決方法
XP・VistaはiPhone7を復元できない
少し話がそれますが、Windows XPやVistaでiPhoneのバックアップをとった場合、そのPCではiPhone7の復元はできません。
ご存知の通り、XP・VistaはMicrosoftのサポートは終わっており、Appleが提供しているiTunesのXP・Vista用のバージョンも最新のiPhoneをサポートしていないようです。
今回、私がバックアップを取ったPCはVistaだったため、Windows 10が入っている別のPCにバックアップファイルを移動して実行しました。
XP・Vistaを使っている方はご注意ください。
iPhoneを復元できない場合の解決方法
iOSのバージョンを最新にする
私の場合はこれで解決しました。
バックアップを取ったiOSのバージョンは最新版でしたが、購入直後のiPhoneは通常、最新版のOSではありません(出荷時の状態のため)。バックアップ時のバージョンと移行先環境のバージョンが異なるため復元ができないというのは、アプリケーションの世界ではままあることです。
復元ができない場合は、まずiOSのバージョンを確認しましょう。
iTunesのバージョンを最新にする
iOSと合わせてiTunesも必ず最新版にしましょう。最新バージョンはバグなどが改善されている場合があります。
ウィルスセキュリティソフトの無効化
ウィルスソフトがiPhoneのデータをウィルスと認識してエラーを起こしている場合もあるそうです。OS、iTunesを最新版にしても解決しない場合は、ウィルスセキュリティソフトを無効化して確認してみてください。
ケーブルを最新版のものにする
Lightningケーブルが純正品でなかったり古い場合、最新のケーブルに変えると効果があるという報告もあります。実際にケーブルの新旧がバックアップの復元に関連しているのはわかりませんが、たいした手間ではないのでとりあえず試してみましょう。
大事なのは焦らないこと
エラーが出たら焦るかと思いますが、まずは落ち着いて状況を確認することが大切です。焦って作業をしてしまうと、さらに状況が悪化して本当に取り返しがつかなくなってしまうこともあります。ネットで解決方法を検索すれば、ある程度ヒントは見つかるはずなので、原因を切り分けて調べていきましょう。
また、機種変更時はバックアップをPCとiCloudの両方に取っておくと安心です。日頃からiCloudへ自動バックアップするよう設定し、PCにつないだ時には完全なバックアップを取る習慣をつけると完璧ですね。