【キャンペーン詐欺】ソフトバンクでiPhoneを購入する時は騙されないようにご注意

ついにiPhone 4S を予約しちゃいましたー!…と喜びの報告といきたいのですが、残念ながら購入する際、ソフトバンクショップの不当表示によって大変不快な思いをしました

SoftBank(ソフトバンク)

今回はその一部始終を皆様にお伝えしようと思います。下記で記載している内容は、一切の脚色なく、実際に行われたやり取りです。この記事が皆さんのiPhone購入の際の手助けとなれば幸いです。

関連記事:【保存版】ソフトバンクで購入したiPhoneのSIMロックを解除して格安シムにMNPする方法

ソフトバンクショップが新規オープン

先月、千葉県某所(一応伏せておきます)でソフトバンクショップが新規オープンしました。新規オープンのキャンペーンということでショップの前に「他社よりのりかえの場合、解約料金を当社負担します」という看板が立てられました。

上は実際の看板。

私はドコモの携帯を使っていましたが、もともとiPhone 4S への乗り換えを考えていたのでいい機会だと思い、このショップで購入することにしました。

iPhone 4 のキャンペーンをすすめられる

受付に座るとこんな説明をされました。

店員「iPhone 4S ですと、およそ1週間後の入荷になります。iPhone 4 の8GBなら本日お渡しが出来る上、当ショップ限定のキャンペーンで商品券をプレゼントしております」

私「その商品券はいくら分なんですか?」

店員「2万円分になります」

2万円か…ちょっとひかれるけど、今からiPhone 4にするのもと思い

私「4Sでいいです」

と返答して、契約の手続きを進めました。

最後にこちらから質問してみると…

店員「それでは以上で手続きは終わりますので…」

私「あ、ちょっと質問があるんですが、今回のりかえの契約で割引があると思うんですけど」

店員「ございますよ。乗り換えのお客様には、ホワイトプラン10ヶ月無料の~」

私「(のりかえ割の話じゃなかったんだけど…まぁ一応聞いておこう)」

のりかえ割の説明が終わったので、

私「あと、入り口の看板に他社乗り換えの場合は料金を負担してくれるってあったんですけど」

店員「あ、それはiPhone 4Sには適用されないんですよ。最初に申し上げたiPhone 4の商品券の件がそれでして…

??

私「え、それってどういうことですか?」

店員「最初にお話したiPhone 4の商品券が、他社からの乗り換え分の負担になりまして…iPhone 4Sにはアップルさんとの契約で適用されないんです」

????

私「それってどこかに書いてありました?」

店員「え…それはその…(歯切れが悪くごにょごにょしていたので、何を言ってたかよくわからなかったです)」

その日は後に予定が控えており、時間もあまりなかったので

私「…そうですか。とりあえずわかりました」

と答え、手続きを終えました。

店を出る前に入り口の看板を確認(証拠を残すため写真撮影)。iPhone 4Sに適用されないことはもちろん、対象外の機種があるとすら書いていません。入口に別の店員がいたので、

私「今iPhone 4Sの契約をしたんですけど、このキャンペーンは適用されないんですか?」

店員「あ、はい。これはiPhone 4Sには適用されないですね」

さらっと言いおった。

(同伴していた)嫁「ちゃんと書いておいた方がいいですよ。紛らわしくて間違えますよ」

店員「あ、はい…すいません」

以上、先日実際にあったやりとりです。

こっちがクレーマーみたいに思われそうで、強く責め立てるようなことはしませんでしたがやっぱりおかしいと思います。今、ソフトバンクで引き合いが一番多いのは間違いなくiPhone 4Sのはずなのに、4Sにだけ適用されないことを表示も説明もしないなんて、どう考えても意図的なものだと思います。これって不当表示に当たらないんですかね。

不当表示とは

商品やサービスの品質・価格・販売条件などについて,虚偽や誇張,あるいは誤認させるような紛らわしい表現を用いて消費者を不当に誘い込み,公正な販売競争を阻害する恐れのある広告,商品のラベル,包装,説明書などの表示をいう。

LINK:不当表示とは – コトバンク

都合の悪いことは「書かない」「言わない」ショップはある

担当の店員さんは書類を書いていたり、契約の説明をしていたので話の腰を折らないように最後にまとめて聞こうと思っていたのですが、それが逆によくなかったようです。

今回の件を通して、キャンペーン等について疑問点がある場合は最初に概要を聞くべきことを学びました。こちらのショップのように全く表示しないという悪質なパターンは少ないにしても、隅っこに小さく注釈をのせていたり、気がつかない場合もあります。

それにしても、自社にとって都合の悪いことを表示しないというのは非常に悪質。

キャンペーンがiPhone 4Sに適用されないなら、あらかじめ記載しておくのが当然です。iPhoneと書かないまでも、せめて「適用されない場合がある」くらい書くのが道理かと。誤認させて契約、もしくは問い合わせてセールスにこぎつけたいという思惑がみえみえです。

ちなみにiPhone 4Sは後で電話でキャンセルして別のショップで購入しました。金額も変わらないですし、手間も増えましたが、このショップで購入することがどうしても嫌だったので。

追記

先日、同ショップの前を通ったところ、表に出してある看板に「※一部対象外の機種があります」と注釈(手書きの張り紙)が付けたされていました。やはり、クレームやトラブルが多かったのでしょうね。